総合交通計画見直し・地域公共交通網計画策定について
長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
皆さんにお伝えしたいことをまずお知らせします!
【浜松市に通勤・通学している方、お住まいの皆さんへ】
令和 2 年 8 月 3 日(月)~令和 2 年 9 月 1 日(火)まで
「総合交通計画見直し及び地域公共交通網形成計画策定」について、
パブリックコメントが実施されます。
詳しい内容も 8 月 3 日からになりますが、浜松市ホームページに出ますのでご確認ください。
さて、以上のことについてここから本題に入ります。
本日、交通政策・大規模災害対策調査特別委員会があり、
・浜松市総合交通計画(交通全般のこと)の見直し点について
・地域公共交通網形成計画(詳細を示したもの)の要旨について 説明がありました。
漢字が並ぶと難しく感じますが、
使いやすくて生活に便利な交通の体制をみんなで作っていこう!ということです。
「交通」というと本当に幅が広くて、道路、自動車、自転車、公共交通機関、事故、渋滞な どなど、誰もが何かしらに必ず関係してくるものです。
道路も線路も生活とつながっていますから、それぞれ一つずつを個別に整備をしたり、課題 を解決しようと思ってもとても難しいです。
そこで、上の二つの計画の他にも、「立地適正化計画」という、街づくりの観点も組み合わ せながら進めています。
道路といえば自治体が、公共交通といえば事業者だけで決めていると思っている人も少な くないと感じています。
でも、現状はそうではなくて「地域公共交通会議」という
・住民 ・交通事業者 ・行政 など
関係者みんなで話合って決める場をもっています。
浜松では昨日、会議があり傍聴してきました。
そうした中で感じたことは、いろんな立場の多くのみんなで話合い、決めているのだけれども、
バスや電車を利用する側の(利用してない人も)意見も、もっともっと多く集めなければいけないということでした。
いろんな交通課題を解決するために、公共交通機関の「利用率を上げる」ことは不可欠です。
本市は、人口 10 万あたりの人身交通事故件数 10 年以上ワースト 1、2 位との差は圧倒的で ぶっちぎりです。
自動車保有率が高く、事故を減らし渋滞解消をするためにも、公共交通機関を利用してもら うことは有効です。
ただ、便利で乗り慣れている自動車から公共交通機関に乗り換えてもらうことは、行政と企業努力だけでは解決できない、そう思いました。
関係者が計画を作って⇒みんながこれを見て意見を言う⇒その結果をみてまた関係者で考 える⇒実行⇒変化があれば改善
こうした流れ、順番が大切で、一人ひとりが便利になるように考えなければいけないと考え ます。
公共交通機関を一つとりあげても、地域と年代が違うだけでまったく、利用の目的、手段、 時間帯が違ってきます。
どの路線も 10 分以内にバスや電車がどんどん来て乗ることができて、安くて、足りないと ころがないくらいに路線が張り巡らされているのなら何の問題もありません。
しかし、実際は多くの方からバスの本数が少なくなってとても不便だ、という声を聞いてい ます。
例えば、いつも利用している路線が廃止になってしまった場合、利用者の生活は大きく変わることになります。
廃止になるということは、赤字路線の可能性が高く、事業者としても採算の取れない路線を いつまでも運行することができないのです。
その理由に、これまで燃料費が上昇の一途であったことがあげられます。
事業者の経費内訳は、燃料費6割、人件費2割、その他2割。
人件費とその他事業費を抑えてきましたが、これ以上減らせないところまできているのが 現状です。
一方、働く側から見たとき、中休みを取得するよう定められており、14 時間拘束されるの にも関わらず 8 時間分の給料のため、離れてしまう人も増え人手不足も大変深刻なものに なっています。
これらのことから地域交通を街づくりの手段の一つと捉えて、地域の資源と組み合わせる ことで、街づくり全体の課題として考えていくことが重要なのです。
路線を増やし、増便するためには、利用率を上げるしか方法はありません。
ただ、問題もあります。
地域みんなで乗る(利用)するからということで増便したのに、利用率が全く増えなかった という事例も他都市では少なくないのです。
普段、バスや電車に乗ってない人に利用してもらうためにはどうすべきなのか。
そうした訳で、まずは、多くの意見が必要です。
まずは、こうした計画があるということを知ってほしいです。

皆さんにお伝えしたいことをまずお知らせします!
【浜松市に通勤・通学している方、お住まいの皆さんへ】
令和 2 年 8 月 3 日(月)~令和 2 年 9 月 1 日(火)まで
「総合交通計画見直し及び地域公共交通網形成計画策定」について、
パブリックコメントが実施されます。
詳しい内容も 8 月 3 日からになりますが、浜松市ホームページに出ますのでご確認ください。
さて、以上のことについてここから本題に入ります。
本日、交通政策・大規模災害対策調査特別委員会があり、
・浜松市総合交通計画(交通全般のこと)の見直し点について
・地域公共交通網形成計画(詳細を示したもの)の要旨について 説明がありました。
漢字が並ぶと難しく感じますが、
使いやすくて生活に便利な交通の体制をみんなで作っていこう!ということです。
「交通」というと本当に幅が広くて、道路、自動車、自転車、公共交通機関、事故、渋滞な どなど、誰もが何かしらに必ず関係してくるものです。
道路も線路も生活とつながっていますから、それぞれ一つずつを個別に整備をしたり、課題 を解決しようと思ってもとても難しいです。
そこで、上の二つの計画の他にも、「立地適正化計画」という、街づくりの観点も組み合わ せながら進めています。
道路といえば自治体が、公共交通といえば事業者だけで決めていると思っている人も少な くないと感じています。
でも、現状はそうではなくて「地域公共交通会議」という
・住民 ・交通事業者 ・行政 など
関係者みんなで話合って決める場をもっています。
浜松では昨日、会議があり傍聴してきました。
そうした中で感じたことは、いろんな立場の多くのみんなで話合い、決めているのだけれども、
バスや電車を利用する側の(利用してない人も)意見も、もっともっと多く集めなければいけないということでした。
いろんな交通課題を解決するために、公共交通機関の「利用率を上げる」ことは不可欠です。
本市は、人口 10 万あたりの人身交通事故件数 10 年以上ワースト 1、2 位との差は圧倒的で ぶっちぎりです。
自動車保有率が高く、事故を減らし渋滞解消をするためにも、公共交通機関を利用してもら うことは有効です。
ただ、便利で乗り慣れている自動車から公共交通機関に乗り換えてもらうことは、行政と企業努力だけでは解決できない、そう思いました。
関係者が計画を作って⇒みんながこれを見て意見を言う⇒その結果をみてまた関係者で考 える⇒実行⇒変化があれば改善
こうした流れ、順番が大切で、一人ひとりが便利になるように考えなければいけないと考え ます。
公共交通機関を一つとりあげても、地域と年代が違うだけでまったく、利用の目的、手段、 時間帯が違ってきます。
どの路線も 10 分以内にバスや電車がどんどん来て乗ることができて、安くて、足りないと ころがないくらいに路線が張り巡らされているのなら何の問題もありません。
しかし、実際は多くの方からバスの本数が少なくなってとても不便だ、という声を聞いてい ます。
例えば、いつも利用している路線が廃止になってしまった場合、利用者の生活は大きく変わることになります。
廃止になるということは、赤字路線の可能性が高く、事業者としても採算の取れない路線を いつまでも運行することができないのです。
その理由に、これまで燃料費が上昇の一途であったことがあげられます。
事業者の経費内訳は、燃料費6割、人件費2割、その他2割。
人件費とその他事業費を抑えてきましたが、これ以上減らせないところまできているのが 現状です。
一方、働く側から見たとき、中休みを取得するよう定められており、14 時間拘束されるの にも関わらず 8 時間分の給料のため、離れてしまう人も増え人手不足も大変深刻なものに なっています。
これらのことから地域交通を街づくりの手段の一つと捉えて、地域の資源と組み合わせる ことで、街づくり全体の課題として考えていくことが重要なのです。
路線を増やし、増便するためには、利用率を上げるしか方法はありません。
ただ、問題もあります。
地域みんなで乗る(利用)するからということで増便したのに、利用率が全く増えなかった という事例も他都市では少なくないのです。
普段、バスや電車に乗ってない人に利用してもらうためにはどうすべきなのか。
そうした訳で、まずは、多くの意見が必要です。
まずは、こうした計画があるということを知ってほしいです。

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