主に野良猫トラブルについて

2つのボランティアさんの代表の方と、
NPO法人ねこだすけさんにお話を伺うため、
新宿区へ行ってきました。

ねこだすけさんには、昨年の議会質問で『野良猫のウンチで困っていませんか?』という資料の提供をしていただきました。




犬と猫の問題といえば、近年でいえは多頭飼育が
挙げられることが多くなってきました。

それは、家主さんが福祉サポートを必要にしている人で、ごみ屋敷等が複合化しているケースが増加しており、深刻な状況にあると言えるからです。

これまで市議会議員の時は、ペット議連で
対策として、
部局の連携と組織改変、条例とガイドラインの設置について力を入れてきました。

現在では、組織の改変もされ、条例制定に向け、進んでいるのですが
問題が円のように繋がっていて、
どこから入ってもグルグルと巡り巡って、
何周もしてしまい先行きが見えないような状況に感じてします。

そうしたことについて、ねこだすけさんから

動物行政に予算も付けて、力をいれている自治体も多いのだか、いくら頑張っても、元を絶たっていかないと
改善につながらないといったお話を伺いました。

『まず野良猫の問題は実はとても簡単である。
TNR 活動とは、
捕獲した野良猫を手術して元いた場所に戻すだけ。
人によっては、地域猫活動と分けていることもあるが、その必要ない。
 



大原則は、
去勢不妊手術します。
餌を適切に与えます。
糞を片付けます
これだけ 。

TNR の地域猫対策は目的・目標ではない。
あくまでもスタートライン。
そして大切なのはその後の見守り活動
TNR プラス M (マネージメント メンテナンス )
手術したら終わりではない
その地域で広報していくことの必要性。

20 年前地域猫という言葉だけが先行してしまった時期があった。
また、
「ボランティアは好きでやっている」
その考えが解決を遅らせてしまっている。

地域をまきこんでいくことが大切だが
地域猫で言うところの合意というのは難しい。
みなさんの理解と協力を得ていくこと。

要するに、しっかりとした啓発を丁寧にしていかなければならない。』

ということで、秋の動物愛護週間に向けて
職員向けと市民向けに、勉強会を企画していきます。




部活の練習もそうでしたが、やはり基本がしっかりしていないと、上達はしていかないのと同じように
基本を丁寧にやっていくことが、大切なんだと
改めて感じた視察となりました。

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